【健康】【妊活】細胞のエネルギーを活用して、妊活や麻痺を改善する力を高める!

【健康】【妊活】細胞のエネルギーを活用して、妊活や麻痺を改善する力を高める!

 

 

おはようございます。

 

 

院長のさとるです。

 

 

今日は曇り空ですね!

 

 

 

 

先週は強い台風が来るということでちょっと心配しましたが、大阪では大きな影響がなくほっとしましたね。

 

 

これから秋に向かい引き続き台風がやってくるので、エネルギーの強い台風が来ないかと気になるところですが、今日は私たちの体がどうやってエネルギー(ATP)を作り出しているかについてお話したいと思います。(^^)/

 

 

私たちの体の中には、細胞という小さな部屋のようなものがたくさんあります。

 

 

 

 

その細胞の中には、エネルギーを作る工場が二つあるんです。

一つは「解糖系(かいとうけい)」、もう一つは「ミトコンドリア系」といいます。

 

 

 

 

まず、「解糖系」について話しますと、
解糖系は、食べ物から得られる糖、つまりご飯やパンに含まれている糖分を使ってエネルギーを作る仕組みです。この工場は、酸素を使わずにエネルギーを作ることができるので、すぐにエネルギーが必要なときに活躍します。

 

 

たとえば、走り出すときや、スポーツで急に力を入れるときなどに、この解糖系がエネルギーをパッと作ってくれるんです。でも、解糖系だけでは長い間エネルギーを作り続けることができません。

 

 

 

 

そこで登場するのが「ミトコンドリア系」です。
ミトコンドリア系は、糖だけでなく、脂肪やたんぱく質を使ってエネルギーを作ります。そして、酸素を使うことで、解糖系よりもたくさんのエネルギーを生み出す(合計38分子)ことができるんです。これによって、私たちは長時間にわたって活動することができます。

 

 

 

ミトコンドリア系の働きは、特に慢性の病気を持つ方や、麻痺を治療している方にとって、とても重要です。なぜなら、ミトコンドリアは細胞の修復や再生に大きな役割を果たしているからです。

 

 

ミトコンドリアがしっかり働くことで、細胞がエネルギーを十分に持ち、ダメージを受けた部分の修復が進みやすくなります。

 

 

例えば、慢性の病気では、体の一部が長期間にわたって炎症を起こしたり、機能が低下していることがあります。このような場合、ミトコンドリアが十分にエネルギーを供給できないと、細胞の修復が遅れ、症状が長引くことがあります。

 

 

 

 

しかし、逆にミトコンドリアの働きが良好であれば、細胞がしっかりと修復され、症状の改善が期待できるのです。

 

 

 

 

また、このミトコンドリア系は、妊活にとって非常に重要な役割を果たしています。 妊娠に向けて体を整えるためには、このミトコンドリアがしっかりと働いて、十分なエネルギーを供給してくれることがとても大切なんです。

 

 

なぜなら、ミトコンドリアは卵子や精子の質にも影響を与えるからです。質の良い卵子や精子を作るためには、細胞が十分なエネルギーを持っていることが必要です。このエネルギーがしっかりと供給されることで、妊娠の可能性が高まります。

 

 

 

 

ここで重要なのは、解糖系とミトコンドリア系がバランスよく働いているかどうかです。普段の生活では、ミトコンドリア系が中心となってエネルギーを供給し、細胞の修復や再生を助けていますが、急にエネルギーが必要な場面では解糖系がサポートに入ります。

 

 

このつの工場が連携して働くことで、私たちの体は健康を保ち、病気の治療が進んでいくのです。 私たちの体には、なぜ二つのエネルギー工場があるのか?この答えを知ることが、私たちがなぜ病気になるのか、特にガンのような病気がなぜ起こるのかを理解するための大切なヒントになります。そして、エネルギーを作る仕組みはとても複雑に見えますが、それにはちゃんとした理由があります。

 

 

昔、私たち人間の祖先は、たった一つの細胞でできている「単細胞生物(たんさいぼうせいぶつ)」という生き物でした。そのころの地球には、今のように酸素がほとんどありませんでしたので、酸素を使わない「解糖系」だけでエネルギーを作っていたんです。

 

 

※イメージ

 

 

この頃の生き物たちは、酸素がない中で生きていたので、老いることもなく、死ぬこともありませんでした。栄養がなくなると一時的に活動を止めますが、環境が良くなるとまた活動を再開します。つまり、不老不死みたいな状態だったんです。 でも、約20億年前、地球に大きな変化が起こりました。「光合成菌(こうごうせいきん)」という生き物が登場したんです。

 

 

この光合成菌は、太陽の光を使ってエネルギーを作り、その過程で酸素を出すようになりました。この酸素が大気中に増えていくことで、当時の生き物たちは困ってしまったんです。酸素は彼らにとって危険なものでしたからね。

 

 

ところが、その酸素を使ってエネルギーを作ることができる「好気性細菌(こうきせいさいきん)」という新しい生き物が現れました。この細菌が、今の私たちの体にある「ミトコンドリア」の祖先だと考えられています。

 

 

※イメージ

 

 

このミトコンドリアは、酸素を使うことで解糖系よりもたくさんのエネルギーを作れるようになりました。 こうして、私たちの体には「解糖系」と「ミトコンドリア系」という二つのエネルギー工場が備わることになったんです。

 

 

 

 

この二つがあるおかげで、私たちは酸素が増えた地球の環境でも、うまく生きていくことができるようになったんです。 そして、現代の私たちの体は、状況に応じてこの二つの工場をうまく使い分けています。このバランスが崩れると、病気になりやすくなります(>_<)

 

 

特にミトコンドリア系がうまく働かないと、ガンのような病気が起こりやすくなることがわかっています。 だからこそ、エネルギーを作る仕組みを理解することは、私たちが健康でいるためにとても大切なんです。

 

 

日常生活の中で、ミトコンドリアを活性化させるためには、適度な運動や栄養豊富なバランスの取れた食事、十分な睡眠や休息が欠かせません。これらを意識して生活することで、体内のエネルギー生産のバランスが整い、健康的で妊娠しやすい体づくりをサポートしてくれます。

 

 

このように、私たちの体のエネルギー(ATP)生産の仕組みを理解し、日々の生活に活かしていくことが、病気や麻痺の快復や妊活のゴールに繋がります。皆さんも、日々の生活の中でミトコンドリアの働きを意識し、健康で元気な体を目指していきましょう。

 

 

ということで、

今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です