【健康】【妊活】やはり、ここの健康を意識することは重要ですね。

【健康】【妊活】やはり、ここの健康を意識することは重要ですね。

 

 

 

おはようございます。

 

 

 

院長のさとるです。

 

 

 

今日は令和5年12月14日 木曜日です。

 

 

 

12月も半ばになりましたね。

 

 

 

今週は寒さが和らぎ、過ごしやすいですね。^^

 

 

 

 

 

 

 

その反面、空気が乾燥し、少し感染症が増えていますね。

 

 

 

 

 

 

感染症になる理由は免疫力が低下したことですが、乾燥し気温が下がる今の時期、免疫力が下がることでヘルペスウイルスによる顔面神経麻痺やその他、さまざまな病気や疾患が増えてきます。

 

 

 

残念ながら、どんなに気を付けていても、誰もが感染症や病気や疾患になることを防ぎきることはできません。

 

 

 

でも、少しでも防ぎたいし、罹れば早く治したいですね。

 

 

 

みなさん、「免疫」といえば、身体のどの部分を思い浮かべますか?

 

 

 

そうです。「腸」です。

 

 

 

 

 

 

 

免疫の70%は腸にあると言われています。

 

 

 

その理由は、私たちは生きていくために食事を通して、体外から体内へ食べ物を摂り入れます。

 

 

 

その時に身体は、細かく消化された食べ物を身体に入れていいものかどうかを判断し、異物や身体に入れてはいけないものを排除するのが免疫です。

 

 

 

だから、「免疫力」を高めようとすれば、「腸」を整えることが重要です。

 

 

 

前々回のメルマガでもお話ししましたが、私たちの健康が「お腹から始まる」ということお話ししました。

 

 

 

体内で最も大きな免疫システムを担うのは、腸管、つまり私たちが毎日食べる食物を消化吸収する器官です。

 

 

 

腸管の表面積は、なんと約400平方メートルです。(驚)

 

 

 

 

 

 

これはテニスコート約2面分に相当します。

 

 

 

 

 

これだけの広さを持っているため、腸は食べ物や飲み物に含まれる細菌やウイルス、栄養素と常に接触しています。

 

 

 

特に日本人のように穀物中心の食生活を送っている人々にとって、腸の役割は非常に重要です。

 

 

 

「腸」は、食品の良し悪しを見極め、安全かどうかを識別し、必要な栄養素を吸収しながら、有害な細菌やウイルスを排除するための複雑な仕組みを持っています。

 

 

 

このシステムの一部が、「腸管免疫」です。

 

 

 

腸管免疫システムは、体にとって安全な微生物か、それとも有害な細菌やウイルスかを見極め、健康に役立つものを受け入れ、悪いものを排除します。

 

 

 

これは「経口免疫寛容」と呼ばれる、非常に高度なプロセスです。

 

 

 

私たちの血液中を流れるリンパ球の約60%から70%が腸管に集まり、免疫システムの約70%が腸の粘膜に集中しているのはこのためです。

 

 

 

また、腸管には約1億個もの神経細胞が存在し、これは脳以外で最も多い数です。

 

 

 

驚くべきことに、これらの神経細胞は、食べ物の影響を受け、私たちの思考や感情、自律神経のバランスに影響を与えます。

 

 

 

思考や感情にまで影響を与えているってビックリしますね。

 

 

 

 

再び登場!

 

 

 

そして、中年以降の人々にとって、腸管免疫の役割はさらに重要になります。

 

 

 

腸内環境を整えることが、健康維持の鍵となるのですが、問題はすべての食品が腸の免疫システムとうまく相互作用するわけではないという点です。

 

 

 

例えば、大豆や小麦粉、蕎麦、卵などの食品によって引き起こされる食品アレルギーがあります。

 

 

 

 

 

 

これらのアレルギー現象は、副交感神経が優位になる過剰な免疫反応の一例です。

 

 

 

発症には腸内細菌のバランスが関係しており、腸内細菌は主に大腸に生息し、総数は約1000兆個、総重量は約1キログラムにもなります。

 

 

 

これらの細菌は腸内フローラを形成し、腸の表面の粘膜上に生息しています。

 

 

 

 

 

 

腸内フローラは主に善玉菌、日和見菌、悪玉菌の3つのカテゴリーに分けられます。

 

 

 

これらのバランスが健康な状態を維持する上で非常に重要です。

 

 

 

例えば、アレルギー患者の腸内では善玉菌であるラクトバチルス菌が少なくなっていることが知られています。

 

 

 

また、抗生物質を服用し、腸内細菌層が破壊された子供たちにおいてアレルギーの発症率が高いことがわかっています。

 

 

 

最近の研究では、腸内細菌の中でも悪玉菌が増えすぎるとアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が発症しやすくなることが示されています。

 

 

 

これは、腸内にあるリンパ球のヘルパーT細胞が生み出すサイトカインという生理活性物質の種類の違いによるものです。

 

 

 

そのため、乳酸菌や発酵食品を積極的に摂取し、腸内環境を整えることで、アレルギーや膠原病などの疾患への対応力を高めることが可能です。

 

 

 

最後に、「腸」といえば「ストレス」、「ストレス」といえば「免疫」です。

 

 

過剰なストレスは免疫機能に悪影響を及ぼし、それが腸内環境に影響を与えます。

※ストレスは精神的、肉体的の両方に存在します。

 

 

ですので、ストレス管理は健康や妊活において重要で、過剰なストレスが腸内環境に及ぼす影響を最小限に抑えることが大切です。

 

 

栄養が豊富な食事、運動、ストレス管理、十分な睡眠など、健康的なライフスタイルを心がけることが、健康、そして、妊娠への道をスムーズにする手助けになります。

 

 

腸は私たちの健康にとって重要な器官です。

 

 

これからも、腸の健康を大切にし、毎日の食生活や栄養補給に気を配りましょう。

 

ということで、
今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪
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