【健康】【妊活】ある意味一番大事な「呼吸」のお話
おはようございます。
院長のさとるです。
今日は、令和6年4月8日 月曜日です。
土日はお花見日和でしたね。
私もこの2日間、浜寺公園でウォーキングしながらお花見をしましたが、朝早くからブルーシートやテントを張ったりして花見の場所取りをしている人がいました。^^
浜寺公園に入ると、松の木の匂いがぶわっと鼻から体内に入ってきます。すると体が自然の匂いをキャッチした体は反応して、そこから大きく深呼吸をすると体が緩むのが分かります。
今日は、呼吸についてお話ししようと思います。
臓器に起きてくるトラブルの原因として注目したいのが、十分に呼吸ができていないことです。呼吸が十分にできていないというのはイメージがつきにくいかもしれませんが、本来なら100%吸えるところ、50%とか30%しか吸えない肺になっているということです。💦
当たり前ですが、私たちの体は常に酸素を取り込まなければ生きていけません。息を止めてもせいぜい1分から2分からですね
その意味での呼吸の異常が起きていることは問題で、身体が酸素不足になっていると体の機能が全体的に低下して不健康の状態になり、体温が下がり、免疫機能も低下してしまいます。結果、様々な症状が起きてきます。
生きるとは息をすること
といってもいいですね。^^
現代人の多くは100%の呼吸ができていませんが、70%くらいの呼吸量であっても、すぐに健康の問題が出てくる訳ではありません。ただ、その状態では自然治癒力が万全に働いているとはいえず、疲れが溜まったり、体調がなかなか戻りにくくなったりします。
また、妊活中では、子宮や卵巣に十分な酸素を届けることができず、質のいい卵子を作りずらくなってしまうため、言い換えれば呼吸を整えることで質のいい卵子を作ることができる一つの方法となります。※卵子に栄養と酸素を十分に送ってあげることが重要です!
この呼吸を100%に近づけるには、呼吸をコントロールしている脳を整える必要がありますが、ここでは日中などに深呼吸をして呼吸しやすい体に向け、それにより自律神経を整える方法をお話しします。
呼吸法は、自律神経を整えるための重要な手段として、治療家の人たちには広く認知されています。
特に深呼吸は工夫によっては自律神経をコントロールするスイッチの役割を果たすので気分を落ち着かせて「体の声」を聴きやすくなります。
さらに肺が広がることにより、全身の血流を促しますので、毎日パソコンの仕事などで上半身が長時間同じ姿勢を取り、胸が広がりにくい姿勢を続けている人におすすめです。
この肺ですが、自分の意思で動かせない自律神経と自分の意思で動かせる運動神経の両方から支配を受けている唯一の臓器です。
※横隔膜も関係します。
だから、私たちは「呼吸」という意識的な行為を介して、普段は意思の支配を受けない自律神経を刺激し、そのバランスを整えることができます。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなりますが、息を吸うときに交感神経が優位になり、吐くときに副交感神経が優位になります。
仕事をしているときに集中し過ぎたり、時間に追われたり、忙しすぎたりすると交感神経が優位になり過ぎて呼吸が浅く早くなると、血流が悪くなり、やがて酸素の量が欠乏してきてしまいます。
自律神経は、心臓の動きや消化器官の活動など、身体の自動的な機能を調節する神経系の一部なのでこの自律神経をバランス良く整えることは、ストレスの軽減や心身の健康維持に不可欠です。
交感神経に偏った状態からの呼吸法の効果は、深呼吸によって特に顕著に現れます。
深呼吸は、意識的にゆっくりと息を吸い込み、そして吸うときよりも少し長めにゆっくりと息を吐き出すことで、過剰な交感神経の状態から副交感神経が優位になり、交感神経と副交感神経のバランスが整い、血液循環が改善され、心身のリラックスが促進されます。
このような効果から、仕事の合間やトイレに行った時、1時間ごとに時間を決めて、数分間深呼吸や腹式呼吸を行うことで、交感神経に偏り過ぎないバランスのとれた状態を作ることができます。
また、寝る前に行う呼吸法は、睡眠の質を向上させ、より良い休息を得ることができます。
※成長ホルモンが出やすくなり、体の修復や再生、卵子や精子の成長を促進します。
呼吸について質問があれば施術の時に聞いてくださいね^^
ということで、
今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪
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