【健康】健康的な夏を過ごすために正しい水分補給と熱中症の予防法

【健康】健康的な夏を過ごすために正しい水分補給と熱中症の予防法

 

 

おはようございます。

 

 

院長のさとるです。

 

 

今日は、令和6年7月19日 金曜日です。

 

 

朝起きると蝉の鳴き声が聴こえてきて、夏に突入したって感じで、急に暑くなると体が暑さに追い付かず、熱中症になる恐れがあるので十分に気を付けたいですね。

 

 

 

 

ということで、今日は健康的な夏を過ごすために正しい水分補給と熱中症の予防法というお話をしたいと思います。

 

 

みなさん、体を動かすと体温が上がりますよね。私たちの体は汗をかくことで体温を下げようとします。このときに適切に塩分を含めた水分を補給しないと、汗が出なくなり体温調節ができなくなります

 

 

その結果、体温がさらに上昇し、最悪の場合には熱中症を起こす可能性が高まります。そうならないためにも水分補給を十分に意識する必要がありま

 

 

最近では運動をすると市販のスポーツドリンクを飲んで水分補給をする方が多くなりました。コンビニや自動販売機で手軽に買えるようになったことも多くなった理由かもしれません。

 

 

にも関わらず、熱中症になる方が減らないのはどうしてでしょう?その一つに水分の摂り方に問題があることが指摘されています。

 

 

例えば、運動中に大量の汗をかいているときに水だけを一気に飲むと、一時的に汗が大量に出たりします。しかし、ジュースなど味が濃いものを飲むと、逆に汗が出にくくなることがあるようです。もし、汗が出にくくなると、体温が急上昇してしまい、熱中症になってしまいます

 

 

では、どうすれば良いのでしょうか。おすすめなのは、経口補水液のような体液に近い成分を含む飲み物です。これを飲むことで、すばやく水分を補給出来ることで、適度に汗が出て、体温の調節がしやすくなります。

経口補水液の作り方 ⇓

 

 

 

また、大量に汗をかいたときに水しか飲むものがない場合は、自分の汗が体に塩のように付着しているものを舐めることで、塩分の補給も行い、バランスを取ることができます。

※塩分補給は水分補給と同じくらい大事です。ただし、精製塩ではなく、自然塩がおススメ!

 

 

また、普段から冷房や冷たい飲み物で体温を調節している人は、熱中症にかかりやすいという点も知っておきたいところです。その理由は、冷房の効いた室内で長時間過ごしていると、体が外の高温に対する耐性を失ってしまいます。そのため、急に外に出て運動をすると、体温調節がうまくいかず、熱中症になるリスクが高まるからです。

 

 

それでは、熱中症とは何か?ですが、熱中症とは、高温環境や過剰な運動によって体温が異常に上昇し、体温調節機能がうまく働かなくなる状態を指します。熱中症は軽度から重度までさまざまな症状があり、最悪の場合には命を脅かすこともあります。

 

熱中症対策をまとめると・・・

 

 

◎熱中症の原因
1.高温多湿な環境など気温や湿度が高い環境に長時間いることで体温が上昇しやすくなります。

2.過剰な運動を特に暑い環境で激しい運動を行うと、体が大量の熱を発生し、体温が上がりやすくなります。

3.水分・塩分不足など適切な水分や塩分の補給が行われないと、体温調節機能がうまく働かなくなります。

4.服装としては通気性の悪い服装や防護服などを着用していると、体から熱を逃がしにくくなります。

5.脱水症状や体調不良、特定の薬の影響で熱中症のリスクが高まります。

 

 

 

 

◎熱中症の症状
次のような症状が現れてきたら注意が必要です。

・軽度(熱疲労)

頭痛
めまい
筋肉のけいれん
多量の汗
倦怠感や疲労感

・中等度(熱痙攣)

強い頭痛
吐き気や嘔吐
意識の低下
集中力の低下
脈拍の増加

・重度(熱射病)

意識喪失
体温が40度以上に上昇
発汗が止まる
呼吸困難
発作

 

◎熱中症の予防法
熱中症を予防するためには、以下の点に注意することが重要です。

①適切な水分補給:こまめに水分を摂取し、特に汗をかいた時には塩分も補給することが大切です。運動前後にも十分な水分を摂るよう心がけましょう。

②適切な服装:通気性の良い服装を選び、帽子や日傘を使用して直射日光を避けるようにします。

③適度な休憩:長時間の運動や屋外活動を避け、適度な休憩を取るようにしましょう。特に暑い時間帯(午前10時から午後3時頃)は避けるようにします。

④冷房の利用:屋内にいる場合は冷房を適切に使用して室温を下げるようにします。

⑤健康管理:体調が悪い時は無理をせず、休むことが大切です。特に高齢者や子供、持病のある人は注意が必要です。

 

 

 

◎熱中症の対処法
万が一、熱中症の症状が現れた場合は、以下の対処法を実践してください。

✅涼しい場所に移動:直ちに涼しい場所に移動し、体を冷やすようにします。
✅水分補給:水や経口補水液をゆっくりと飲んで水分を補給します。ただし、意識がはっきりしない場合は無理に飲ませないようにしてください。
✅体を冷やす:冷たいタオルや氷嚢を使って首、脇の下、太ももの付け根などを冷やします。
✅緊急連絡:症状が改善しない場合や重度の症状が見られる場合は、すぐに医療機関に連絡し、専門の治療を受けるようにします。

 

◎一日に必要な水分量

これは、体重や活動量、環境によって異なりますが、一般的には次のような目安があります。

一日に必要な水分量基本的な目安:

成人男性:1日あたり約2.5~3リットル
成人女性:1日あたり約2~2.5リットル

 

 

これは、食事や飲み物から摂取する総水分量を指します。具体的には、食べ物から得られる水分も含めた量であり、飲み物から直接摂取する量としては、男性で約1.5~2リットル、女性で約1~1.5リットル程度が推奨されます。

※通常は体重×30mlをお薦めしていますが、夏はもっと必要ですね。

 

そして、水分はこまめに摂取することが効率よく水分補給をするもう一つのポイントです喉が渇いたと感じたときはすでに脱水症状が起こり始めているそうです。皆さんも自分の体調や生活スタイルに合わせて、適切な水分補給を心がけてください。そして、これからの暑い季節に備えて、熱中症予防のための基本的な対策を実践してみてくださいね。

 

 

ということで

今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪

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